今日は
あらいぐまラスカル いきます。

原作は スターリング・ノース が1963年に書いた小説「はるかなるわがラスカル」です。
でもぼくら昭和41年男子が思い浮かべるのはアニメ版 「あらいぐまラスカル」 ですよね。
アニメの「あらいぐまラスカル」は1977年フジテレビ系で放送されました。
アライグマとスターリング少年の友情と成長を描いた作品ですね。
この第1話はまだラスカルの顔は「黒いマスク」をしていますがだんだんとレッサーパンダっぽい顔に変わっていくのです。
そしてこのアニメのヒットの影響でアライグマがペットとして持ち込まれたが、その荒い気性ゆえに手に負えなくなったアライグマが山などに捨てられて野生化し農作物への被害やタヌキなど既存の野生動物の生息を脅かすなどして問題となってしまいました。
そもそもこのアニメも成長の過程で気性が激しくなり手に負えなくなったラスカルをスターリングが森に返すことで終わっています。
お涙ちょうだいの別れ方で美談で終わってますね。
ラスカルよ自然の中で自由に安全に生きてくれと。
この物語のようにラスカルを拾った同じ森にラスカルを野放しにするならまだマシですが日本でこれをやっちまったから今アライグマの外来種問題が浮き彫りになっているのです。
最近、都心にもアライグマがあらわれニュースになりましたね。
ウィキペディアより引用
経済被害[編集]アライグマによって農作物(トウモロコシ、メロン、イチゴ、スイカなど)や錦鯉が食べられたり、乳牛の乳首が噛み切られたりする被害が発生している[23]。スイカでは前脚が入る程度の穴を開けて中身だけがくりぬかれたり、トウモロコシでは綺麗に皮が剥かされるなどアライグマの食害の痕は特徴的なものが多い[5]。2009年度の農業被害は全国で約2億8千万円となり、数年で倍増している[5]。市街地周辺に生息するアライグマは、家庭菜園にも被害を与える[3]。
さらに、家屋や寺社の屋根裏への侵入、ねぐらとして利用することによる汚損が報告されており、歴史的建造物が被害を受ける例もある[16]。
アメリカでもアライグマによる農作物への被害は、シカに次いで深刻な問題になっている[27]。
すごい深刻な経済被害ですね。

そもそもこの ↑ アライグマ
あのラスカルににてますか?
もちろん安易にアライグマを輸入した業者や知識なく飼い出し手に負えなくなると野放しにしてしまう飼い主に責任があると思います。
このアニメ「あらいぐまラスカル」に罪があるとすれば
アライグマを可愛くデフォルメしたこと…
まあこれはいいとして
手に負えなくなったアライグマを森に野放しにして美談で終焉したことですね。
一度ペットとして飼い出したなら責任をもって最後まで飼うべきですね。
飼う前にできるだけのの知識をいれ受け入れたらたとえ地元の生物でも野放しにするのはどうかと思いますね。
いつも書いてますが外来種に罪はないのですよ。
なんだかなーちなみにぼくが絵コンテを描くなら左のレッサーみたいのじゃなくじゃなく右の…

これじゃヒットしないか(笑
あらいぐまラスカル 1977年 フジテレビ系
posted by キャロライン小五 at 20:11
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なつかしモノ(まんが)
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